
パッティングの精度を上げるために重要なのは、ヘッドやストロークだけではありません。
自分に合ったパターグリップを選ぶことも、スコア向上につながる大きなポイントです。
特にグリップの太さは、ストロークの安定性やフィーリングに直結するため、基礎知識として押さえておきたい重要な要素です。
この記事では、パターグリップの種類や形状、重量といった基本情報から、細いグリップと太いグリップそれぞれの特徴、メリット・デメリットを詳しく解説します。
さらに、ピン型パターとの相性や、オデッセイの極太グリップが持つ特徴なども取り上げ、選び方のポイントをわかりやすく紹介します。
この記事を読むことで、適切なパターグリップを選び、ミスを減らし、より安定したパッティングを目指すことができれば幸いです。
パターグリップの種類と特徴・太さの選び方を解説

パターグリップの種類とその特徴
パターグリップは形状の違いでいくつかのタイプに分類されます。
それぞれが異なるフィーリングやパッティングスタイルに適しているため、自分に合ったものを選ぶことが重要です。
まずは、代表的なグリップの種類を見ていきましょう。
ピストル型

「ピストル型」は、グリップエンドがやや太く、指にフィットしやすい形状です。タイガー・ウッズ選手をはじめ、多くのプロが使用していることで知られています。指のかかりが良く、フェースの向きを調整しやすいため、繊細なタッチを求めるゴルファーに向いています。
特徴
- 手首を使ったフィーリング重視のプレーヤーに最適
- フェースコントロールがしやすい
- ピン型やL字型のパターとの相性が良い
ノンテーパー型

「ノンテーパー型」は、グリップの太さが均一になっているタイプです。特に、スーパーストロークのようなグリップがこの形状に該当します。太めのデザインが多く、手首の余計な動きを抑える効果が期待できます。そのため、ショルダーストローク(肩を使ったストローク)を意識するゴルファーや、大型マレット型のパターを使用するプレーヤーにおすすめです。
特徴
- 手首の余計な動きを抑え、安定したストロークを実現
- 大型マレット型パターとの相性が良い
- パンチが入りやすいプレーヤーにおすすめ
ラウンド型

「ラウンド型」は、グリップ全体が円筒状で、手のひら全体に均等な感触を与えるタイプです。クラシックなデザインのものが多く、直感的なフィーリングを大切にするプレーヤーに適しています。
特徴
- 手首を柔軟に使ったストロークが可能
- ピン型パターやクラシックデザインのパターと相性が良い
- 距離感を重視したロングパットに適している
スクエア型

「スクエア型」は、グリップの側面が平らになっているタイプで、手のひらや指がしっかりとフィットする特徴があります。この形状は、ストローク時にフェースの向きを確認しやすく、安定した方向性を求める人におすすめです。
特徴
- 安定したショートパットをサポート
- オートマチックなストロークに向いている
- マレット型パターと好相性
形状だけでなく、素材によっても握り心地や操作性が変わる
グリップ選びにおいて、形状と同じくらい重要なのが素材です。
パターグリップはラバー製とポリウレタン製が主流で、それぞれ異なる特徴を持っています。
- ラバー製:手に馴染みやすく、クラシックな打感を好むプレーヤーに人気です。
- ポリウレタン製:軽量で耐久性が高く、しっかりとしたホールド感が得られます。
素材の選択は握り心地やフィーリングに大きな影響を与えるため、自分の好みに合わせて選びましょう。
太さ・重量・形状が与える影響
パターグリップは、太さ・重量・形状の違いによって、ストロークの安定性やフィーリング、ボールの転がりに大きな影響を与えます。
これらの要素を適切に選択することで、ミスパットを減らし、スコアの向上につなげることができます。
太さによる違い
まず、太さの違いについて見ていきましょう。
細いグリップは手の感覚を生かしやすく、フェースの開閉を使ったタッチの繊細なパッティングが可能になります。
そのため、ボールの打ち出し方向や距離感を手の感覚でコントロールしたいゴルファーに向いています。
一方、太いグリップは手首の動きを抑え、安定したストロークをサポートするため、パンチが入りやすい人や、ショルダーストロークを意識したいプレーヤーに適しています。
相性が良いと言われるヘッド形状
細め
・ピン型
・L字型
・マレット型
普通
・ピン型
・L字型
・マレット型
・ネオマレット型
太め
・マレット型
・ネオマレット型
極太
・ネオマレット型
太さの選び方については、次の項目で詳細に解説しています。
重量による違い
パターグリップは軽量なものから重いものまでさまざまな種類があります。
グリップの重量もストロークのフィーリングに影響を与える要素の一つです。
形状による違い
前述した形状の違いもストロークに大きな影響を与えます。
たとえば、ピストル型グリップは操作性が高く、スクエア型やノンテーパー型は手首の動きを抑えるため、再現性の高いストロークが可能です。
自分のストロークスタイルに合った形状を選ぶことが重要です。
このように、パターグリップの太さ・重量・形状は、それぞれ異なる影響を及ぼし、プレースタイルやストロークの特性に応じた選択が求められます。
パターグリップの太さの選び方

パターグリップの太さを選ぶ際には、自分のストロークの特徴やプレースタイル、さらにパターのヘッド形状との相性を考慮する必要があります。
適切なグリップを選ぶことで、安定したパッティングが可能になり、ミスを最小限に抑えることができます。
ここでは、「細めのグリップ」「太めのグリップ」それぞれの特徴にあったプレイヤーをまとめました。
細めのグリップが最適なプレイヤー
- 手首を使った繊細なタッチを重視するプレイヤー
- ピン型やL字型パターを使用しているプレイヤー
- 距離感を重視し、フィーリングを大切にしたいプレイヤー
- タッチが弱くショートパットが多いプレイヤー
- 遅いグリーンでプレーする際に距離感を出したいプレイヤー
太めのグリップが最適なプレイヤー
- 手首の動きを抑え、ショルダーストロークを安定させたいプレイヤー
- 大型マレットパターを使用しているプレイヤー
- インパクト時に手が強く入りやすく、パンチが出るプレイヤー
- 安定感を重視し手首の動きを制御したいプレイヤー
- 高速グリーンでプレーする際に力を抑えたいプレイヤー
※太めが適したプレイヤーは次の項目、細めが適したプレイヤーは後半で詳しく解説しています。
パターグリップの太さは、単に握りやすさだけでなく、ストロークの安定性やミスの軽減にも関わる重要な要素です。
実際にショップで試しながら、自分のプレースタイルに合ったものを選ぶことが、最適なパフォーマンスにつながります。
太いパターグリップのメリット・デメリットを解説

太いパターグリップのメリット
太いパターグリップを使用することで得られるメリットは多岐にわたります。
パッティングの安定性向上や手首の過剰な動きを抑制する効果があるため、ストロークをより安定させたいゴルファーに適しています。
特に、ショルダーストローク(肩を使ったストローク)を意識しているプレーヤーにとって、太いグリップは大きなアドバンテージとなるでしょう。
まず、太いグリップは手首の動きを抑制するため、ストロークがブレにくくなります。
パッティングにおいて手首の使いすぎは方向性や距離感の不安定さにつながるため、余計な動きを防ぐことで一貫したストロークを実現できます。
特に、パンチが入りやすい人や、パッティング時に手首をこねてしまう癖がある場合、太めのグリップを選ぶことでミスを減らせます。
また、太いグリップはグリッププレッシャーを軽減する効果もあります。
細いグリップを握ると、無意識のうちに力が入りやすく、手の緊張がストローク全体に影響を及ぼします。
太いグリップは、手のひら全体でクラブを支えることができるため、リラックスした状態でストロークできるでしょう。
その結果、スムーズで一定したストロークが可能になり、距離感も安定します。
さらに、大型マレット型のパターとの相性が良い点も見逃せません。
近年、慣性モーメントの高い大型マレット型パターを使用するプレーヤーが増えていますが、これらのパターはヘッドが大きく、重量もあるため、太いグリップを使用することでバランスが取りやすくなります。
太いグリップがヘッドの安定性を補助することで、方向性のブレを最小限に抑えることができます。
このように、太いパターグリップには、手首の動きを抑え、グリッププレッシャーを軽減し、大型マレット型パターとの相性を向上させるといったメリットがあります。
つまり、太いグリップのメリットを最大限に受けることができるプレイヤーは、ショルダーストローク主体のプレーヤー、パンチが入りやすいプレーヤー、大型マレットパターを使用するプレーヤーが挙げられます。
ストロークの安定性を向上させたい場合や、手首の動きを抑えたい場合は、ぜひ太いグリップを試してみるとよいでしょう。
太いパターグリップのデメリット
太いパターグリップには多くのメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。
パッティングのフィーリングに影響を与える点や、ストロークの調整が難しくなる可能性があるため、慎重に選ぶことが重要です。
まず、繊細なタッチが出しにくくなることが挙げられます。
細いグリップと比較すると、太いグリップは手の感覚が鈍くなり、フェースの開閉や打感のフィードバックが伝わりにくくなります。
特に、グリーンの速さや芝の状態に応じて微調整をしながらパッティングするプレーヤーにとって、太いグリップは感覚を損なう原因になることがあります。
また、ロングパットの距離感がつかみにくくなる点にも注意が必要です。
パターの距離感を出す際、ストロークの大きさや打感を頼りにするプレーヤーは少なくありません。
太いグリップでは、手の感覚を使った微調整がしづらくなるため、特に長い距離のパッティングではショートしやすくなる傾向があります。
さらに、グリップの重量が増えることで、パター全体のバランスが変わる可能性があります。
一般的に、太いグリップは細いグリップに比べて重量があるため、これまで使用していたパターとのフィーリングが大きく変わることがあります。
ヘッドの重みをしっかり感じながらストロークしていた人にとっては、バランスが変わることで違和感を覚えるかもしれません。
加えて、手の小さいゴルファーにとって握りにくいという問題もあります。
太いグリップは手のひら全体で支えることができるため、握力を必要としないというメリットがある反面、手が小さいとグリップがしっかり握れず、不安定なストロークにつながることもあります。
そのため、手のサイズに合わせた選択が求められます。
このように、太いパターグリップには繊細なフィーリングが出しにくくなることや、距離感の調整が難しくなること、パター全体のバランスが変わることなど、いくつかのデメリットが存在します。
プレースタイルやフィーリングを重視しながら、自分に合ったグリップを選ぶことが大切です。
極太グリップの代表 オデッセイの極太グリップの特徴

オデッセイの極太グリップは、安定したパッティングを追求するゴルファーに支持される人気アイテムです。
代表シリーズとして「ジャンボ 14AM」があります。
パターグリップの太さはストロークの安定性や感覚に大きな影響を与えます。
特にオデッセイの極太グリップは、手首の動きを抑え、ショルダーストロークをサポートする設計が特徴です。
手首の動きを抑えミスを減らす設計
オデッセイの極太グリップ最大の特長は、手首の余計な動きを抑制し、ミスパットを減らす点です。
パットでの多くのミスは、インパクト直前に手首が動くことが原因です。
極太グリップは手首を自然に固定しやすく、ストローク中のブレを防ぎます。
特にショルダーストローク(肩を軸に振り子のように振る打ち方)を採用するゴルファーに最適です。
重量バランスを最適化し振りやすさ向上
オデッセイの極太グリップは単に太いだけでなく、クラブ全体の重量バランスを最適化する設計です。
例えば、極太グリップが採用さいれているオデッセイの「ストロークラボ」シリーズはヘッドとグリップの重量配分を専用のウェイトキットで調整し、振りやすさを追求しています。
極太グリップを装着するとパターの重心が手元側に近づき、ヘッドの重さを感じすぎず自然なストロークが可能です。
これにより、距離感が安定しやすくなります。
オートマチックなストロークをサポート
極太グリップはオートマチックなストロークをサポートします。
細いグリップは手の感覚に頼る部分が大きいため再現性が低くなることがありますが、極太グリップは自然に肩でストロークする動きを助けます。
緊張する場面でも余計な力が入りにくく、安定したストロークが維持できます。
バリエーションが豊富
オデッセイの極太グリップは、形状やサイズが豊富で自分に合ったものを選べます。
ピストル型は手のひらにフィットしやすく、握り心地を重視するゴルファーに最適です。
一方、ストレート型は手首の固定をさらに強化し、ショルダーストロークを徹底的に安定させます。
また、滑りにくい素材やソフトな手触りなど、さまざまなモデルが用意されているため、プレースタイルや好みに応じて選択可能です。
注意点とまとめ
極太グリップは安定性が高い反面、操作性が犠牲になることもあります。
特にフェースの開閉を重視するゴルファーや繊細なタッチが必要なロングパットでは、感覚が鈍く感じられることがあるかもしれません。
ただし、これらを考慮してもパッティングの安定性を重視するなら、一度試してみる価値は十分にあります。
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細いグリップが向いているプレイヤーの特徴と選び方
細いグリップは、繊細なタッチや手首の感覚を重視するプレーヤーに適した特徴を持っています。
ただし、すべてのゴルファーにとって最適な選択肢というわけではありません。
ここでは、細いグリップが向いているタイプのプレーヤーの特徴や利点、また注意点について詳しく解説し、ピン型パターとの相性についても触れていきます。
1. 繊細なタッチや感覚を求めるプレーヤーに最適
細いグリップは、手の感覚をダイレクトにクラブヘッドへ伝えるため、手首の自由な動きを求めるプレーヤーに向いています。
特に、パッティングで手首のフィーリングを活かしたいゴルファーには大きな利点があります。
例えば、ピン型やL字型のパターを使用し、フェースの開閉を活かしたストロークを好むプレーヤーにとって、細いグリップは操作性を向上させ、より繊細な距離感を生み出す助けとなります。
また、ロングパットでの距離感を重視するプレーヤーにも細いグリップはおすすめです。
太いグリップではストローク幅に頼る場面が多くなる一方、細いグリップは手首を柔軟に動かせるため、微妙なタッチで距離を調整しやすくなります。
特に、グリーンの速さや傾斜が変化するコースでは、その効果が顕著に現れるでしょう。
2. パターの操作性を重視するプレーヤーに有効
細いグリップは、パターのヘッドを積極的に操作したいプレーヤーに向いています。
フェースの開閉を活かしたストロークや、ショートパットでもタップ式の打ち方を好むスタイルでは、細いグリップがその特性を引き出します。
ピン型やL字型パターはもともと操作性に優れていますが、細いグリップを組み合わせることで手のひらや指先の感覚を最大限に活かすことができます。
さらに、細いグリップは強めのインパクトを必要とする場合にも適しています。
重いグリーンでプレーする際、細いグリップは手首の動きを大きくしやすいため、しっかりとした打感を得られます。
一方で、太いグリップではヘッドの重さを感じにくく、力加減を誤るリスクが増しますが、細いグリップならば繊細な力の調整が可能です。
3. 細いグリップを使う際の注意点
細いグリップには多くのメリットがありますが、注意点もあります。
手首の動きが自由になる分、ストローク中に余計な動きが入りやすく、安定感を損なう可能性があります。
特に、プレッシャーのかかる場面では手首が暴れやすく、方向性を失う原因となることがあります。
ショートパットでは特に慎重なストロークが求められ、手の動きを必要以上に大きくしない意識が重要です。
4. ピン型パターと細いグリップの相性
ピン型パターは、クラシックな形状と高い操作性が特徴で、細めのグリップと相性が良いとされています。
ピストル型グリップやストレート型の細めグリップは、手首の感覚を活かしながらフェースの開閉をスムーズに行うのに適しています。
たとえば、ピンの「PP58」やスコッティキャメロンの「ピストルグリップ」はプロゴルファーの間でも人気です。
ただし、安定性を重視する場合には、やや太めのグリップを検討するのも一つの選択肢です。
スーパーストロークの「ミッドスリム」やオデッセイの「ピストルGT」などは、ストロークの安定性を高めつつ、ピン型パターの操作性を損なわないバランスの取れた選択肢です。
極端に太いグリップを選ぶと、ピン型パター特有の繊細な操作性が失われる可能性があるため、グリップの太さは適度に調整することが重要です。
5. 最適なグリップ選びのために
細いグリップは、手首の自由度を高め、繊細なタッチを求めるプレーヤーにとって最適な選択肢ですが、安定性が課題となる場合もあります。
最終的には、自分のストロークスタイルやフィーリングに合ったグリップを試し、最適なものを選ぶことが重要です。
特にピン型パターを使用する場合は、細めのピストル型やストレート型が基本となりますが、ストロークの安定性を求めるならやや太めのグリップも検討すると良いでしょう。
グリップの太さを変えることによる「ミスを減らすというメリット」

パターのグリップの太さを変更することで、ミスの発生を抑えることができます。
ストロークが不安定な場合や特定のミスが多い場合は、グリップの太さを調整することで改善できる可能性があります。
1. フックや引っかけを防ぐための太いグリップ
パターのミスの中で、左に引っかけるフックミスが多い場合は、太いグリップを試してみるとよいでしょう。
太いグリップは手首の動きを抑え、スムーズなストロークを維持しやすくなります。
特に、パンチが入りやすいプレーヤーや、短い距離のパットでミスが多い人には有効な対策となります。
2. 距離感を出しやすくする細いグリップ
逆に、パットがショートしやすい、距離感を出すのが苦手な人は、細いグリップを試してみるとよいでしょう。
細いグリップは手首を動かしやすく、距離の調整がしやすくなります。
特にロングパットでショートしやすい人には、細いグリップのほうが適しています。
太さ調整がもたらす心理的効果
グリップの太さを変えることで、単なる物理的な変化だけでなく、心理的なメリットも得られます。
例えば、太いグリップにすることで安心感が生まれ、プレッシャーがかかる場面でも落ち着いてストロークができます。
また、細いグリップに変えることで、繊細なタッチへの自信がつき、より積極的なアプローチが可能になります。
【まとめ】パターグリップの「太さ」が重要な理由と相性の見極め方
この記事をまとめます。
- パターグリップの太さはパッティングの安定性に影響する
- 細いグリップは手首の動きを活かした繊細なタッチに向いている
- 太いグリップは手首の余計な動きを抑え安定性が増す
- 細いグリップはフェースの開閉がしやすく距離感の調整が得意
- 太いグリップはグリッププレッシャーを軽減し力みを防ぐ
- 細いグリップはロングパットの微調整がしやすい
- 太いグリップはショートパットでの方向性が安定する
- 細いグリップはピン型やL字型パターと相性が良い
- 太いグリップは大型マレット型パターとのバランスが取りやすい
- グリップの形状はラウンド型、ピストル型、スクエア型などがある
- 適切な太さ選びでミスパットを減らしスコア向上が期待できる