ゴルフを楽しむ上でスコアアップを目指すなら、パター選びはとても重要です。
この記事では、パターの選び方に悩んでいる方に向けて、パターの種類や選ぶ際の基礎知識を解説します。
特に、自分に合ったパター 選び方を知ることは、スムーズなパッティングと安定したストロークを実現するための第一歩です。
また、ストローク、姿勢、スタンス幅に適したパター形状を選ぶための具体的なポイントも紹介します。
初めてパターを選ぶ方から、買い替えを検討している方まで役立つ情報を解説していますので、ぜひ参考にしてください。
この記事が、自分にぴったりのパターを見つけるヒントになると幸いです。
パターの選び方基本ガイド
自分に合ったパター探しにおける考え方
パターはゴルフクラブの中でも個人差が出やすいクラブだとも言われます。
パターの選び方として「見た目の好み」や「ブランドで選ぶ」という選択肢もあますが、この記事では自分のストロークスタイルや構え方の傾向から適したパターの選び方を解説していきます。
逆を言えば、パターの特徴に適したストローク、構え方に自分のフォームを変えていくという考え方もできると思います。
まずは、自分に合うパターの探し方で考えるべき項目を簡単に説明します。
初めに自分のパッティングのストロークの癖を把握することが大切です。
パターをストレートに動かすのが得意なのか、それともフェースを開閉するイン・トゥ・インの軌道が自然なのかを確認しましょう。
次に、ヘッド形状を考えます。
ヘッド形状の選択は、見た目の安心感や構えた際のフィット感も重要な要素です。
また、シャフトの長さも大きなポイントです。
背が高い人や浅い前傾姿勢で構えたい人には35インチのパターが合うことが多いですが、深く前傾する場合や短めのストロークを好む場合は33インチを試してみると良いでしょう。
さらに、グリップの形状や太さもストロークの安定性に影響を与えるため、試し握りをして感触を確かめることが重要です。
これらの項目を意識するとパターの選択肢を大まかに絞ることが可能となります。
試打を行うことで自分の考えるパターの答え合わせを行いますが、最終的には大型ゴルフショップや専門店でのフィッティングを活用することもおすすめします。
自分では気づかない癖や改善点を専門家の目でアドバイスしてもらうことで、より適したパターを見つけることができるでしょう。
これらを意識すれば、スコアアップにつながる「自分にぴったりのパター」を見つけられるはずです。
それでは、パター選びを行うにあたって、知っておきたい基本的な知識から解説していきます。
パター選びの際に知っておきたい5つの基礎知識
- ストロークの軌道の種類
- 姿勢とスタンス幅
- ヘッドの種類
- ネックの種類
- シャフトの種類・長さ
「そんなの知っているよ!」という方は、記事後半の「自分のストロークに合ったパターの選び方」を参考にしてください。
ストロークの軌道について
パッティングのストロークには大きく分けて「イン・トゥ・イン」と「ストレート・トゥ・ストレート」の2つの軌道があります。
イン・トゥ・インの軌道
イン・トゥ・インの軌道は、スイング中にヘッドが円弧を描くように動くスタイルです。
この軌道では、フェースが自然に開閉し、インパクトでスクエアに戻ることが求められます。
繊細なコントロールが必要ですが、距離感を出しやすいというメリットがあります。
ストレート・トゥ・ストレートの軌道
ストレート・トゥ・ストレートの軌道では、名前の通りヘッドが真っすぐ引かれ、真っすぐフォローされる動きが特徴です。
直進性が重視されるため、ショートパットや平坦なグリーンでの安定性が高くなります。
自分に合った姿勢とスタンス幅
ここでは一般的に言われている、正しい姿勢とスタンス幅を解説していきます。
正しい姿勢とスタンス幅は、ストロークの再現性を高め、安定したボールの転がりを実現する基盤と言われています。
まず、姿勢について考えてみましょう。
一般的に、前傾姿勢は深すぎても浅すぎてもいけません。
深い前傾では視界が狭くなりがちで、ラインが読みづらくなることがあります。
一方で、浅すぎると手首を使いやすくなり、ミスショットが増える原因となります。
理想的な前傾角度は、目の真下にボールがくるようにし、肩から腕、手首までが自然な三角形を描ける程度です。
この姿勢を維持することで、ストローク中の体の動きを最小限に抑えることができます。
次に、スタンス幅です。
スタンス幅は肩幅程度が基本とされますが、個人のストロークスタイルに応じて調整が必要です。
ストレート・トゥ・ストレートのストロークであればスタンスをやや広めに取り、下半身を安定させると良いでしょう。
イン・トゥ・インの軌道で打ちたい場合は、スタンスを狭めにして柔軟性を持たせると効果的です。
適切な姿勢とスタンス幅が身につくと、再現性の高いストロークが可能となり、ミスパットの減少につながります。
これらは一般的に言われている正しい姿勢やスタンス幅の説明ですが、自分が打ちやすい態勢でストロークの再現性、安定したボールの転がりを実現できるのであれば、それがベストの型とも言えるでしょう。
「パターに型なし」と言われる所以でもあると思います。
パターヘッドの種類と特徴
ここでは代表的なヘッド形状とその特徴について詳しく解説します。
ブレード型(ピン型、アンサー型)
ブレード型は、もっとも伝統的な形状で、シャープなデザインが特徴です。
別名「ピン型」や「アンサー型」とも呼ばれ、PING社が初めて市場に導入した「アンサー」がその原型です。
この形状は、トウ(先端)とヒール(手元)にウェイトを分散させているため、適度にフェースが開閉しやすい特性を持っています。
ブレード型は操作性が高く、繊細なタッチが必要な状況で威力を発揮しますが、一方でミスヒットにはそれほど強くありません。
ミスを最小限に抑えたい場合は、他の形状を検討するのも良いでしょう。
マレット型
マレット型は、ブレード型と比較してヘッドの後方が広がった形状を持っています。
このデザインにより、重心が深く低くなり、フェースが開きにくく、直進性が高くなる特性を備えています。
ただし、ブレード型に比べて操作性はやや劣る傾向があります。
ネオマレット型
ネオマレット型は、マレット型よりもさらにヘッドが大きく、形状も多様化しています。
代表的な例として「ツノ型」や「スパイダー型」が挙げられます。
このタイプは、直進性とミスヒットへの強さを追求した形状で、ショートパットに非常に強いのが特徴です。
初心者にも扱いやすい設計で、方向性を重視するゴルファーに適しています。
一方、操作性が求められる場面や繊細なタッチが必要なシーンでは、やや扱いにくい場合があります。
そのため、安定性を重視する場合に選ぶと良いでしょう。
L字型
L字型パターは、ヘッドのヒール側からシャフトが取り付けられた形状が特徴です。
そのデザインから「L字」と呼ばれます。
この形状は、フェースの開閉が自由で、アイアンやウェッジに似た感覚でパッティングできます。
そのため、ショット感覚でストロークしたい上級者に向いています。
ただし、構造上ミスヒットに弱く、初心者には難易度が高いことがデメリットです。
正確なストロークが求められるため、経験を積んだゴルファーが選ぶことが多い形状です。
ネックの種類と特徴
パターのネック部分にはいくつかの種類があり、ネックの形状によってパターの操作性や打感が大きく変わるため、自分のプレースタイルに合ったものを選ぶことが重要です。
クランクネック
クランクネックは最も一般的なネック形状で、ネック部分がクランクのように屈折しているデザインが特徴です。
この形状は「フルオフセット」であることが多く、フェースがシャフトより前に出るため、フェースをスクエアに構えやすくなっています。
また、フェースの開閉を適度にコントロールしやすい点が魅力です。
ベントネック
ベントネックは、シャフトが湾曲してネックの役割を果たしている形状です。
このデザインではフェースバランスが強調されることが多く、視覚的にも真っすぐ構えやすく、初心者にも扱いやすい特徴があります。
センターシャフト
センターシャフトは、シャフトがパターのヘッド中央に取り付けられているタイプです。
この形状は、シャフトとフェースの芯が一直線に並ぶため、直感的にフェースの向きを確認しやすいという利点があります。
操作性が高い反面、真っすぐなストロークが求められるため、技術に自信がある上級者に向いています。
ショートスラントネック
ショートスラントネックは、ネックが短く斜めに配置されている形状です。
独自の操作性を持ち、引っ掛けにくいのが特徴です。
スムーズなフェースローテーションを可能にするため、コントロール性を重視するゴルファーにおすすめです。
シャフトの種類・長さ
パターのシャフトは、ストロークの安定性や操作性に大きな影響を与える重要な要素です。
選ぶ際には、自分のプレースタイルや体格に合ったものを見極めることがポイントとなります。
まず、シャフトの長さについてです。
一般的には33インチ、34インチ、35インチが標準サイズとされています。
身長に合った一般的なパターの長さ
身長 | 150㎝~170㎝ | 170㎝~180㎝ | 180㎝~ |
パターの長さ | 33インチ | 34インチ | 35インチ |
33インチは短めで、深い前傾姿勢を取りたいプレーヤーや、繊細なタッチを求める人に適しています。
一方、35インチは上体を起こして構えたい人や、振り子運動を重視したいプレーヤーに向いています。
最も汎用的な34インチは、初心者や特にこだわりがない場合に最適です。
また、アームロックパターや中尺・長尺パターのように特定のストローク方法に対応した長いシャフトもあります。
シャフトの種類については、主にスチールとカーボンがあります。
スチールシャフトは伝統的で安定した打感を提供し、多くのパターに採用されています。
最近ではカーボンシャフトも登場し、軽量性や振りやすさが特徴です。
ストロークの際の余分な振動を抑える効果があり、パター全体のコントロール性を向上させる選択肢となっています。
自分のストロークスタイルや姿勢に合ったシャフトを選ぶことで、ストロークの一貫性が向上し、スコアメイクに大きな違いが生まれます。
実際に試打を行い、自分に合う長さと種類を見つけることが成功への第一歩です。
自分のストロークに合ったパターの選び方
それぞれのストロークに適したヘッド、ネック、姿勢、スタンス幅
イン・トゥ・イン型 | ストレート・トゥ・ストレート型 | |
---|---|---|
ヘッド形状 | ピン型 L字型 | マレット型 ネオマレット型 |
ネック形状 | クランク ショートスラントネック | ベントネック センターシャフト |
姿勢 | 浅い | 深い |
スタンス幅 | 狭い | 広い |
この表は、一般的な組み合わせです。
近年では、様々な組み合わせのパターが存在していますので、パター選びの目安として参考にしてください。
では、これらの内容を解説していきます。
ストロークの種類から選ぶパターのヘッド形状、ネック形状を解説
「イン・トゥ・イン」と「ストレート・トゥ・ストレート」それぞれのストロークに適したパターのヘッド形状とネック形状について詳しく解説します。
イン・トゥ・インに適したパター
イン・トゥ・インストロークでは、クラブヘッドがスイング中に自然な円弧を描きます。
この動きにより、フェースが開閉するローテーションが必要となり、その動きを補助するデザインが重要です。
イン・トゥ・インストロークに最適なヘッド形状は、ピン型やL字型です。
これらはクラシックなデザインであり、ヘッドが比較的軽量で操作性が高いことが特徴です。
また、トウヒールバランスの設計により、フェースを開閉しやすく、繊細なタッチや距離感を重視したプレーに向いています。たとえば、フェースローテーションを多用するゴルファーや、パッティング時に直感的な操作を求める方におすすめです。
クランクネックやショートスラントネックがこのストロークに最適です。
クランクネックはネック部分が屈折しているため、フェースの開閉をスムーズに行えるデザインになっています。
また、オフセットが効いているため、スクエアなアライメントを取りやすく、構えたときの安心感も得られます。
ストレート・トゥ・ストレートに適したパター
ストレート・トゥ・ストレートストロークは、クラブヘッドを引くときも押すときも直線的な動きをするのが特徴です。
この動きはフェースのローテーションがほとんど必要なく、真っすぐな軌道と安定感を重視したパターが適しています。
ストレート・トゥ・ストレートストロークには、マレット型やネオマレット型が適しています。
これらのパターは重心が深く、ヘッドの慣性モーメントが大きいため、直進性に優れています。特にネオマレット型は、ヘッドが大型化しており、芯を外してもミスに強い設計が魅力です。
真っすぐなストロークを求める初心者から、安定感を重視する中上級者まで幅広く対応します。
ベントネックやセンターシャフトが適しています。
ベントネックはシャフト自体が湾曲しており、ヘッドの動きを直線的に導きます。一方、センターシャフトはシャフトがフェースの中心に接続されており、ストローク中のヘッドの動きがさらに安定します。
特にフェースバランスのパターは、ヘッドが水平を保つため、真っすぐな軌道を維持しやすいです。
ストロークタイプに合ったパターを選ぶ重要性
自分のストロークタイプに合ったパターを選ぶことは、パッティングの精度と安定感を向上させるための第一歩です。
イン・トゥ・インストロークのゴルファーがフェースバランスのネオマレット型を使用すると、フェースローテーションが行いにくくなり、思ったようにボールを転がせない場合があります。
同様に、ストレート・トゥ・ストレートストロークのゴルファーがブレード型を使うと、ヘッドが安定せず、直進性が損なわれることがあります。
自分のストロークタイプを見極める方法
まず、自分のストロークがイン・トゥ・インなのか、ストレート・トゥ・ストレートなのかを知ることが重要です。
これを確認するためには、ゴルフショップや練習場で試打を行い、スイング解析ツールを利用すると良いでしょう。
また、ゴルフ仲間やコーチにストロークを観察してもらい、どのタイプに該当するかアドバイスを受けることも役立ちます。
姿勢、スタンス幅の種類から選ぶパターのヘッド形状、ネック形状を解説
パッティングのフォームやスタンスはゴルファーごとに異なり、それぞれのスタイルに応じたパターを選ぶことで、スムーズなストロークが実現します。
以下では、姿勢やスタンス幅の違いに基づき、どのようなヘッド形状とネック形状が適しているのかを解説します。
深い前傾姿勢の場合
深い前傾姿勢は、体を大きく前に傾け、パターに顔を近づけるスタイルです。
この姿勢では目線がボールの真上かやや外側に位置しやすく、手首の角度が比較的大きくなる特徴があり、視覚的な安心感を得られるヘッドが必要です。
深い前傾姿勢のゴルファーには、ネオマレット型やマレット型のパターが適しています。
これらのパターは重心が深く、ストローク中のヘッドの安定感が抜群です。
特にネオマレット型は視覚的なアライメントラインが充実しているため、深い前傾姿勢での構えでもズレにくいメリットがあります。さらに、重心が深い位置にあるこれらのヘッドは、直進性が高く、ブレに強いストロークを可能にします。
ベントネックやセンターシャフトが適しています。
ベントネックはストレートなストロークを補助し、ヘッドの軌道を直線的に維持する助けとなります。
一方、センターシャフトはヘッドの重心とシャフトの延長線が一致するため、直感的な操作が可能です。
浅い前傾姿勢の場合
浅い前傾姿勢は、体をあまり傾けずに立ち気味で構えるスタイルです。
この姿勢では目線がボールからやや離れ、パター全体が視界に入りやすいのが特徴です。
浅い前傾姿勢のゴルファーには、ピン型やL字型が向いています。
これらのヘッドは軽量で操作性に優れ、フェースの開閉がスムーズに行えるため、繊細なタッチや微調整が必要なストロークに向いています。また、ブレード型の細身な形状は、浅い前傾姿勢でもターゲットに構えやすいという特徴があります。
クランクネックやショートスラントネックが適しています。
このネック形状はオフセットが効いており、フェースをスクエアに構える補助が得られるため、アライメントがしっかり取れるようになります。
スタンス幅が広い場合
スタンス幅を広くとるスタイルでは、下半身が安定しやすくなる一方で、上半身がやや前傾しやすくなります。
また、体重が均等に分散されることでストロークがスムーズに行えるというメリットがあります。
スタンス幅が広いゴルファーには、マレット型やネオマレット型が適しています。
これらのヘッドは慣性モーメントが大きいため、ストローク中のヘッドのブレが抑えられ、安定した打感が得られます。また、大型ヘッドはターゲットへの構えを補助する効果もあり、スタンスが広くても自然なアライメントが取りやすくなります。
ベントネックやセンターシャフトがスタンス幅が広いプレイヤーに向いています。
ベントネックはフェースバランスに近い特性を持ち、ストローク中にフェースが開きにくい構造になっており、オートマチックに直線的なパッティングが可能です。
センターシャフトはシャフトがヘッドの中央に取り付けられているため、ストロークの安定性が高く、直感的に真っ直ぐボールを転がす感覚を得られます。
スタンス幅が狭い場合
スタンス幅を狭くするスタイルでは、上半身が自然と起きやすくなり、ストロークが吊り下げるような動きになりやすいです。そのため、軽量で操作性が高いパターが適しています。
スタンス幅が狭いゴルファーには、ピン型が向いています。
このタイプは軽量であり、ヘッドの操作がしやすいのが特徴です。また、イン・トゥ・インストロークに対応しており、フェースローテーションを活用した打ち方を行うプレイヤーに適しています。
クランクネックやショートスラントネックがスタンス幅が狭いプレイヤーに向いています。
クランクネックはフェースの開閉を自然に行えるため、狭いスタンスからでも繊細なストロークが可能です。また、スクエアに構えやすくなるため、ミスヒットを軽減する効果も期待できます。
ショートスラントネックも操作性が高く、引っ掛けにくいのでミスを最小限に抑えることができ、狭いスタンスからでも正確なストロークを可能にします。
姿勢やスタンス幅の見直しがパター選びの基礎
自分の姿勢やスタンス幅を客観的に見直すことで、パター選びの基準が明確になります。
特に、姿勢やスタンス幅はストロークの一貫性に影響を与えるため、自分のフォームに最適なヘッド形状とネック形状を選ぶことが、正確なパッティングを実現するための鍵となります。
パター選びの際には、試打を通じて自分に最もフィットする形状を見つけることが重要です。
姿勢やスタンス幅を考慮した選択ができれば、パッティングへの自信が自然と生まれるでしょう。
パター選びをより厳選する方は
パター選びをより厳選したい方は、ヘッドの重心位置、グリップ、握り方も考えていくことをおすすめします。
ここでは、簡単な考え方を説明します。
ヘッドの重心位置は、深い重心位置は直進性を高め、浅い重心位置は操作性に優れており、ストロークの安定性やボールの転がりに影響します。
グリップの形状や太さ、素材もストロークに影響します。
形状は主に2種類あり、テーパー型は繊細な操作性、ノンテーパー型は安定性を提供します。
太さや素材はストロークのフィーリングに関わってきます。
握り方にはオーバーラッピング、逆オーバーラッピング、クロスハンドなどがあります。
安定感や手首の動きを制御する感覚を重視し、適度な力加減で握ることがスムーズなストロークに繋がります。
自分に合うパターでスコアアップを目指そう
パターはスコアを左右する重要なクラブです。
18ホールのラウンドで最も使用頻度が高いパターだからこそ、自分に合った1本を選ぶことがスコアアップの第一歩になります。
正しいパターを選ぶことで、ストロークの安定性や距離感が向上し、ショートパットの成功率アップ、自然な動きでスムーズなパッティングが可能になります。
さらに、自分に合ったパターを使うことで、メンタル面でも「このパターなら信頼できる」という自信が生まれ、結果としてスコアに直結する良い結果をもたらします。
ただし、パター選びだけでなく、正しい練習を積むことも重要です。
日々の練習を通じて新しいパターに慣れ、ストロークの感覚を体に覚え込ませることでその効果を最大限に引き出せます。
初心者の方も「まだフィッティングなんて早い」と考えず、試打やフィッティングを積極的に活用することで、最適なパターに出会える可能性が広がります。
パター選びに最初から妥協せず、自分に合った1本を見つけることで、ゴルフライフのコストパフォーマンスが向上し、長期的に考えても大きな効果を得られるでしょう。
自分に合うパターを手に入れ、練習を重ねることで理想のスコアアップを目指しましょう。
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【まとめ】自分に合ったパターの選び方 打ち方から形状・ネック・長さを考える
この記事のポイントをまとめます。
- 自分のストロークスタイルを理解する
- ストレート・トゥ・ストレートにはフェースバランスが重要
- イン・トゥ・インには操作性の高いデザインが適する
- マレット型は直進性を重視するゴルファー向き
- ネオマレット型は初心者や安定性重視のゴルファー向き
- ブレード型は繊細なタッチを求める上級者に適する
- クランクネックはフェースの開閉をコントロールしやすい
- センターシャフトは直線的なストロークをサポートする
- スタンス幅が広い場合はマレット型が安定する
- スタンス幅が狭い場合はピン型が適する
- 試打、フィッティングで自分に最適なパターを選ぶ
- 最適なパターを見つけた後は、ひたすら正しい練習を継続することが重要